会社を知る
当社は70年以上にわたり≪総合機械系商社≫として、世界レベルの技術力を持つ各メーカーと、官公庁や地元企業をつなぐパイプ役として、重要な役割を果たしてきました。取扱う商品は、計装機器、無線通信機器、電子・電源機器、環境・防災関連機器、金属材料及び金属加工品など、幅広い分野に及びます。このような精密機械の場合、商品の商談、納品のみならず、据付・メンテナンス・不具合対応などのアフターフォローが非常に重要となり、フットワークの軽い地場企業のニーズが高まります。当社はこれら商品の販売を通し、長年築き上げてきた信頼の中で着実に業績を伸ばしています。豊富な専門知識を武器にお客さまのニーズにフレキシブルに対応できること、そして「先を見越した上での堅実さ」が当社の事業の強みです。
お客様のニーズが多様化する昨今、企業も現状維持だけを目標にしていては衰退は免れないでしょう。ダーウインの進化論に“強いものが生き残るのではなく変化に適応できるものが生き残る”という言葉があります。まさに、企業も変化なくして成長はありません。当社はこうした流れの中で、「常に必要とされる企業であり続けるために何をなすべきか」を真摯に追い求め、商社の枠組みを超えた新しい事業展開を進めています。「新たな付加価値の創造」これが永遠のテーマです。
当社には4つの専門部署があります。
この4つの基幹事業を軸に創業70年来ずっと黒字決算を続けています。
計装課
主に流量計という計装機器を取り扱っています。例えば「ビール」や「化学薬品」を作る際、適正な分量・適正な割合で原料を混ぜ合わせなければなりません。そこで、流量計で正確に計測する必要があります。一言で流量計といっても超音波で測ったり、流れに伴いできる渦の数で計測したりと、その種類は多様です。こうした流量計が使われている工場は多く、営業先は企業や工場などがメインになります。
機電課
防災行政無線、非常用発電装置、ケーブル、議場の音響設備など電子・電源機器を中心に多種・多様な商品を販売しています。官公庁との取引も多い為、国家資格を取得した上で工事も行っています。
環境エネルギー課
下水処理用ポンプ設備の官公庁への納入のほか、放射能測定器など地域インフラ・環境関連機器を取扱っています。また、発電所の排煙脱硫装置や坂出LNG基地などの大型プロジェクトにも参画しています。
金属課
自動車部品、農業機械部品、加工用切削工具などの金属加工品を納入しています。自動車や農業機械の生産はライン生産であり、部品が不足するとライン全体が止まってしまいます。金属課においてもっとも重視されるのは「スピード」。そのため生産ラインの近くに倉庫を構え、スピーディーに部品納入を行っています。また最近では、メーカーから仕入れた部品をそのまま納入するだけでなく加工した上で納入し、お客様の多様化するニーズに対応しています。